【情報処理入門】用語解説・資格試験対策まとめ

情報処理分野の用語・原理・資格試験対策について解説します。

はじめに

IPAウェブページ(https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/gaiyou.html)に掲載されている「試験要綱Ver.5.2」の「7. 出題範囲」に、大分類と小分類の表があります。
本ページでは、解説ページを上記の分類表に従って分類分けしています。IPA国家資格の対策勉強をしている方には、学習しやすい構成となっています。なお、IPAの国家資格別の対策ページは以下のとおりです。

なお、筆者は本ページに掲載している内容をある程度理解したレベルで、「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」「情報処理安全確保支援士試験」に合格しています。

基本理論

  • 離散数学
    • 2進数、基数、数値表現、演算精度、集合、ベン図、論理演算、命題など
  • 応用数学
    • 確率・統計、数値解析、数式処理、グラフ理論、待ち行列理論
  • 情報に関する理論
    • 符号理論、述語論理、オートマトン、形式言語、計算量、人工知能(AI)、知識工学、学習理論、コンパイラ理論、プログラミング言語論・意味論
  • 通信に関する理論
    • 伝送路、変復調方式、多重化方式、誤り検出・訂正、信号同期方式

アルゴリズムとプログラミング

  • データ構造
    • スタックとキュー、リスト、配列、木構造、2分木
  • アルゴリズム
    • 整列、併合、探索、再帰、文字列処理、流れ図の理解、アルゴリズム設計
  • プログラミング
    • プログラミング作法、プログラム構造、データ型、文法の表記法
  • プログラム言語
    • プログラム言語の種類と特徴、共通言語基盤CLI, 記憶領域
  • その他の言語
    • マークアップ言語(HTML・XML)、データ記述言語(JSON)

コンピュータ構成要素

  • プロセッサ
    • プロセッサの種類、構成・動作原理、割込み、性能と特性、構造と方式、RISCとCISC、命令とアドレッシング、マルチコアプロセッサ、高速化、パイプライン制御、スーパースカラ
  • メモリ
    • メモリの種類と特徴, メモリシステムの構成と記憶階層, メモリの容量と性, 記録媒体の種類と特徴, 高速化手法, 誤り訂正
  • バス
    • aaa
  • 入出力デバイス
    • 入出力デバイスの種類と特徴、入出力インタフェース、デバイスドライバ、デバイスとの同期、アナログ・ディジタル変換、DMA
  • 入出力装置
    • aaa

システム構成要素

  • システムの構成
    • システムの処理形態、分散システム、クライアントサーバシステム、Webシステム、シンクライアントシステム、フォールトトレラントシステム、RAID、NAS、SAN、P2P、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、クラスタ
  • システムの評価指標
    • システムの性能指標、システムの性能特性と評価、システムの信頼性・経済性の意義と目的、信頼性計算、信頼性指標、信頼性特性と評価、経済性の評価,キャパシティプランニング

ソフトウェア

ハードウェア

  • ハードウェア
    • 電気・電子回路、機械・制御、論理設計、構成部品及び要素と実装など

ヒューマン・インターフェース

マルチメディア

データベース

ネットワーク

  • ネットワーク方式
    • ネットワーク方式(ネットワークの種類と特徴、インターネット技術など)について解説します。
  • データ通信と制御
    • ネットワークにおける「データ通信と制御」とは?伝送方式と回線、LAN間接続装置、回線接続装置、電力線通信(PLC)、OSI基本参照モデル、メディアアクセス制御(MAC)、データリンク制御、ルーティング制御、フロー制御についてまとめました。
  • 通信プロトコル
    • プロトコルとインタフェース、TCP/IP、HDLC、CORBA、HTTP、DNS、SOAP、IPv6、シリアル通信
  • ネットワーク管理
    • ネットワーク仮想化(SDN、NFV)、ネットワーク運用管理(SNMP)、障害管理、性能管理、トラフィック監視、ネットワークコマンド
  • ネットワーク応用
    • インターネット、イントラネット、エクストラネット

セキュリティ

  • 情報セキュリティ
    • 情報の機密性・完全性・可用性、脅威,マルウェア・不正プログラム、不正のメカニズム、攻撃者の種類・動機、サイバー攻撃、暗号技術、認証技術
  • 情報セキュリティ管理
    • 情報資産とリスクの概要、情報資産の調査・分類
  • セキュリティ技術評価
    • ISO/IEC 15408、JISEC、JCMVP、PCI DSS
  • 情報セキュリティ対策
    • マルウェア・不正プログラム、不正アクセス
  • セキュリティ実装技術
    • セキュアプロトコル(IPSec,SSL/TLS,SSH)、認証プロトコル(SPF、DKIM、SMTPAUTH、OAuth、DNSSECなど)セキュアOS、ネットワークセキュリティ、データベースセキュリティ、アプリケーションセキュリティ、セキュアプログラミング

システム開発技術

ソフトウェア開発管理技術

プロジェクトマネジメント

サービスマネジメント

システム監査

  • システム監査
    • システム監査の体制整備、システム監査人の独立性・客観性・慎重な姿勢、システム監査計画策定、システム監査実施、システム監査報告とフォローアップ、情報セキュリティ監査、ISO/IEC 17799:2000】情報セキュリティ管理基準
  • 内部統制
    • 内部統制と、基本的要素6つについて解説します。

システム戦略

  • 情報システム戦略
    • 情報システム戦略とは?意義と目的、方針及び目標設定、組織体制など

システム企画

  • システム化計画
    • システム化計画とは?システム化構想、要員教育計画、開発投資対効果など
  • ソリューションビジネス
    • ソリューションビジネスとは?種類とサービス形態、業務パッケージ、ASP、SOAなど
  • システム活用促進・評価
    • 情報リテラシ、データ活用、普及啓発、人材育成計画、システム利用実態の評価・検証、ディジタルディバイド、システム廃棄
  • システム化計画
    • システム化構想、要員教育計画、開発投資対効果など
  • 要件定義
    • 要求分析、ユーザニーズ調査、現状分析、課題定義、要件定義手法、業務要件定義、機能要件定義、非機能要件定義、利害関係者要件の確認、情報システム戦略との整合性検証
  • 調達計画・実施
    • システム企画における「調達計画・実施」

経営戦略マネジメント

技術戦略マネジメント

ビジネスインダストリ

企業活動

  • 経営・組織論
    • 経営管理、PDCA、CIO、CEOなど
  • OR・IE
    • 線形計画法、ゲーム理論、品質管理手法など
  • 会計・財務
    • 財務諸表、連結会計、減価償却、損益分岐点など

法務

  • 知的財産権
    • 著作権法、産業財産権法、不正競争防止法など
  • セキュリティ関連法規
    • サイバーセキュリティ基本法、不正アクセス禁止法、刑法(ウイルス作成罪ほか)、個人情報保護法、特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン、プロバイダ責任制限法、特定電子メール法、コンピュータ不正アクセス対策基準、コンピュータウイルス対策基準など
  • 労働関連・取引関連法規
    • 「労働関連・取引関連法規」における労働基準法、労働関連法規など
  • その他の法律・ガイドライン・技術者倫理
    • ガイドライン、技術者倫理、プコンプライアンス、情報倫理など
  • 標準化関連
    • JIS、ISO、IEEE、標準化団体、国際認証など