リアルタイムOSにおける「プリエンプティブ方式(プリエンプティブマルチタスク)」とは?タスク優先度の関係について解説します。
【プリエンプティブ方式とは】タスク優先度との関係
リアルタイムOSにおける「プリエンプティブ方式」とは、優先度に応じてタスク処理のスケジューリングを行う方式です。
例えば、タスクAの方がタスクBより優先度が高い場合、リアルタイムOSが行う動作は以下のとおりです。
状態 | 概要 |
---|---|
Aの実行中にBに起動がかかる | Bは実行可能状態となりAの実行が継続される。状態は入出力待ちなどですぐにCPU処理に移れないタスクが遷移する状態なので、Bは待ち状態ではなく実行可能状態に移されます。 |
Aの実行中にBに起動がかかる | Bは実行可能状態に移されAにCPU使用権が移されます。 |
Bの実行中にAに起動がかかる | Aを実行可能状態にしてBを実行する。 |
Bの実行中にAに起動がかかる | Bを待ち状態にしてAを実行する。 |
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