【関係代名詞・関係副詞】who(m)、which、what、whereの使い分け・違い・例文

関係代名詞・関係副詞のwho(m)、which、whatの使い分け・違い・例文(例題)についてまとめました。

【はじめに】関係代名詞・関係副詞とは

where 先行詞が「場所」の副詞になっている時に使う関係副詞
which 先行詞が「目的格」の名詞になっている時に使う関係代名詞

先行詞とは、関係詞によって修飾される対象となる単語です。

【例題】

① I met a sister (who) works at the school.
(私は学校で働いている妹に会った)

② He is the teacher (to whom) my sister sent a love letter.
(彼は私の妹がラブレターを送った教師だ)
【注意】
to whomからtoが抜けたら駄目。以下のように本来は「to teacher」とくるものが、関係代名詞となるので「to whom」となる。
my sister sent a love letter (to teacher).

③ This is the country (in which) I was born.
(ここは、私が生まれた国だ。)
【注意】
先程と同じく「I was born」の後ろに本来は「in this country」と来るところを関係代名詞となっているので「in」をwhichの前につける。

④ (What) worries me is the result of the test.
(私の気分を悪くするのは、そのテストの結果だ)
what = the thing which

⑤ He has two sisters (who) work in writing.
(彼は執筆業界で働く妹が2人いる)
※すべての妹が何人いるかはわからない

⑥ He has two sisters, (who) work in writing.
(彼は2人の妹がおり、彼女たちは執筆業界で働いている)
※すべての妹は2人しかいない

⑦ Do you know the city (where/in which) I was born?
※bornは自動詞で、本来は後ろに「in the city」とくるので「where=in which」

⑧ Do you know the city (which/that) I visited?
※visitは他動詞で、後ろには目的語が隠れているので「which/that」

【例】関係詞whichと関係副詞whereの使い分け

Japan is the country where(☓which) I was born.

この文では形容詞節が「which I was born」、先行詞が「the country」です。
先行詞を形容詞節に戻すと「I was born in the city.」となり、前置詞inを追加する必要があります。
つまり、先行詞が「場所」の副詞になっているので関係副詞 whereを使う必要があります。

Japan is the country which(☓where) I was born.

先行詞を形容詞節に戻すと「I visited the country last year.」となります。
前置詞を追加する必要がないため、先行詞は「目的格」だとわかります。
よって、whichが正解となります。

https://english.joho.info/grammar/which-where/

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