システム要件定義についてまとめました。
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【CRUD】
CRUDは、ある問題に対して起こり得る全ての条件と、各条件に対する動作の関係を表形式で表現したものです。
各機能が、どのエンティティに対して、どのような操作をするかを一覧化したものであり、操作の種類には「生成」「参照」「更新」「削除」がある。
例
機能\エンティティ | 顧客 | 製品 | 受注 | 受注明細 |
---|---|---|---|---|
顧客登録・更新 | C R U D | |||
顧客検索 | R | |||
製品登録・更新 | C R U | |||
製品検索 | R | |||
受注登録・更新 | R | R | C U | C U |
受注検索 | R | R | R | R |
※Cが生成(Create)、Rが読み取り(Read)、Uが更新(Update)、Dが削除(Delete)
例えば、CRUDマトリックスを用いてエンティティのライフサイクル分析を行うと、「削除する機能が用意されていないエンティティがあるので、誤登録や多重登録したエンティティを削除できないおそれがある。」ことがわかる。
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