MTBFとMTTRの違い、意味、計算方法についてまとめました。
MTBFとMTTRの意味・違い
MTBFとMTTRは両方ともシステムの信頼性を示す値です。
それぞれ次のような違いがあります。
| – | 意味 | 
|---|---|
| 平均故障間隔(MTBF:Mean Time Between Failures) | システムの故障と故障の間の平均時間。 ※MTBFが大きい・・・稼働時間が長く、信頼性が高い | 
| 平均修理時間(MTTR:Mean Time To Repair) | システムの復旧・修理にかかる平均時間。 ※MTBFが小さい・・・復旧・修理が早く、信頼性が高い | 
MTBFとMTTRの計算方法・例題
| システムの状態 | 時間[h] | 
|---|---|
| 稼働 | 500 | 
| 故障 | 10 | 
| 稼働 | 300 | 
| 故障 | 20 | 
| 稼働 | 400 | 
MTBF = (500+300+400)/3 = 400[h]
MTTR = (10+20)/2 = 15[h]
ハードディスクをはじめとした初期不良で 返品したり、5年、6年と経つと故障率が高くなってきて買い替え時期になってきます。
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