再帰関数とは?基本情報技術者試験の例題について解説します。
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【再帰関数とは】
関数の中からその関数自身を呼び出すような処理を行う関数のことです。
再帰呼び出しを行うと、関数を呼び出すたびに引数やローカル変数がメモリを確保します。
【例題1】平成19年秋期 問15
整数x,y(x>y≧0)に対して,次のように定義された関数F(x,y)がある。
F(231,15)の値は幾らか。(x mod y はxをyで割った余り)
\begin{eqnarray}
F(x, y)=\left\{ \begin{array}{ll}
x & (y=0) \\
F(y, x\hspace{5px}mod \hspace{5px}y) & (y>0) \\
\end{array} \right.
\end{eqnarray}
解答
\begin{eqnarray}
F(231, 15)=F(15, 231\hspace{5px}mod \hspace{5px}15)=F(15, 6)\\
=F(6, 15\hspace{5px}mod \hspace{5px}6)=F(6, 3)\\
=F(3, 6\hspace{5px}mod \hspace{5px}3)=F(3, 0)\\
=3
\end{eqnarray}
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