FIFO(キュー)とLIFO(スタック)の違い・例題

FIFO(キュー)とLIFO(スタック)の違いについてまとめました。

【はじめに】FIFO・LIFOとは

FIFO(キュー)とLIFO(スタック)の違いは次の通りです。

説明
FIFO(First In First Out) 先に入ったもを先に出します。(キュー)
LIFO(Last In First Out) 後に入ったものを先に出します。(スタック)

【例題】FIFO(キュー)

問題

待ち行列に対する操作を次のとおり定義する。

操作 内容
ENQ n n:待ち行列にデータnを挿入する。
DEQ n :待ち行列からデータを取り出す。

空の待ち行列に対してENQ1,ENQ2,ENQ3,DEQ,ENQ4,ENQ5,DEQ,ENQ6,DEQ,DEQの操作を行った。
次にDEQ操作を行ったとき取り出される値はどれか。

答え

操作 待ち行列 → 取り出した値
ENQ1 1
ENQ2 21
ENQ3 321
DEQ 32 → 1
ENQ4 432
ENQ5 5432
DEQ 543 → 2
ENQ6 6543
DEQ 654 → 3
DEQ 65 → 4

よって、次にDEQで取り出されるのは「5」

【例題】LIFO(スタック)

【情報処理入門】用語解説・資格試験対策まとめ
情報処理分野の用語・原理・資格試験対策について解説します。

コメント