【損益分岐点とは】売上高の計算方法、例題

損益分岐点とは?売上高の計算方法、例題についてまとめました。

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【はじめに】損益分岐点売とは

損益分岐点とは、「売上高と費用の額が等しくなる点」です。
売上高が損益分岐点未満であれば損失が生じ、損益分岐点を超えることで利益が生じるため「採算点」ともいわれます。
損益分岐点売上高とは、「売上高と費用の額が等しくなる売上高」で、損益計算資料の値を元に以下の計算式で求められます。

【計算式】
損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費率)
※変動費率=(変動費/売上高)

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【例題】損益分岐点売上高の計算例

【問題】
以下の損益計算資料から損益分岐点売上高を計算せよ。
(応用情報技術者試験 平成28年春期 問77)

項目 概要
売上高 500
材料費(変動費) 200
外注費(変動費) 100
製造固定費 100
純利益 100
販売固定費 80
利益 20

【解答】
変動費=材料費(200)+外注費(100)=300
固定費=製造固定費(100)+販売固定費(80)=180
変動費率=変動費(300)/売上高(500)=0.6

損益分岐点売上高=180/(1-0.6)=450

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